建築学生の建築旅行記.  一人でも多くの人に建築を身近に感じてもらえれば... 旅行の参考にもぜひ!


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カテゴリ:Czech( 7 )

0818.Villa Tugendhat

今日は、朝一番にトゥーゲントハット邸を見学.
ホテルを出発する前に見学の予約の為の電話をかけてもらうが、朝早すぎて誰も出ない.仕方ないから、行き方を教えてもらって向こうで頼むことに.
なんとか早めについて管理人に聞いてみると、大丈夫との事.
海外で見学の予約って、そんなに重要なことじゃないのかな?日本はしっかりしすぎているのか?

一応ミースについての説明を.
Ludwig Mies van der Roeh
ミース・ファン・デル・ローエとは、ル・コルビュジェ、フランク・ロイド・ライトと並ぶ20世紀の近代建築の巨匠。
建築を学んでいない人にとってはバルセロナチェアが彼の作品としては有名なのだろうか.
建築としては、やはりバルセロナパビリオン.ファンズワース邸.IIT(イリノイ工科大学)クラウンホール、シーグラムビルなど...とにかく彼の作品の影響は絶大.最近のガラスのオフィスビルなんてミースの影響そのもの.
ミースの思想としては
Less is more
これは、近代建築の美意識を象徴する言葉としても知られている.できるだけ余計な無駄を排除しよう、そうすればいいデザインになっていくということ.

universal space
ある特定の機能に対応する空間を一つ一つ用意していくのは非現実的であり、全ての機能に対応できるニュートラルな空間を造る事が良いことだということ.
つまり彼は、鉄とガラスにより、より普遍的な空間をつくろとした.

また、彼は「建築家は月曜日毎に新しいデザインを考える必要は無い」と周囲の建築家を批判している.つまり、究極のプロトタイプこそ彼の目指す建築だったわけです.


Villa Tugendhat
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Ludwig Mies van der Roeh(ルートヴィッヒ・ミース・ヴァン・デル・ローエ)設計(1930).2001年に世界遺産に登録される.
彼の建築は水平・垂直面によるコンポジション、開かれた空間、左右非対称、十字形断面の鉄骨の柱、大理石.
彼の父が石屋ということもあり、彼は大理石を巧みに利用している.光をほのかに透過する大理石は夕方には神秘的な輝きを持つ.
彼の建築内部は予想以上に、多様な素材(大理石、マホガニー、ガラス、鉄、植栽)を用い、色彩豊かな空間をつくっている.そして天井高も高く、かなり開放的な空間に感じる.
そして、マホガニーや大理石によって緩やかに空間を仕切るとともに、空間に背景を与えることで空間に性格を与える.内部を歩き回って、色々な角度から見たくなる衝動に駆られる.
また、電動でガラスが床下に収納されたり、ボイラーが完備されていたりと、当時においてかなりハイテク建築でもあった.
ただ、最近までこの住宅も人手に無く荒れ果てていたために、まだ少しはがれたコンクリートや割れたガラスを見受ける.

ただ残念なのは、私は「なぜ、ミースの住宅が世界遺産に選ばれたのか.なぜ、トゥーゲントハット邸なのか.」という答えを見つけるまでには至らなかったということ.
私個人として、写真ではあるけれどファンズワース邸を初めて見たときの衝撃は大きかったし、トゥーゲントハット邸を見て、ファンズワース邸への憧れ(?)はさらに高まった.

Hurry to go to Berlin!
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トゥーゲントハット邸を見終わったら、一服した後急いで駅へ.
ベルリン行きの電車は1日2本.しかも午前中と、昼過ぎ.昼過ぎに乗ってベルリン着は夜.
ベルリンにいる先輩には何度かメールを送ってあるんだけれど、どうも急すぎて果たして会えるのか心配.とにかく、「Berlin Ost駅に迎えに来てください」というメールだけ送っておいたので行くしかない.
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by dimensions11 | 2004-08-18 08:44 | Czech

0817-2.Brno

Brno
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プラハの南東、チェコ第二の都市ブルノ.小さな街.
ブルノは、遺伝学の祖メンデルがえんどう豆の研究をした土地でもあり、ミースが設計したチューゲントハット邸(世界遺産)がある土地.
アルフォンス・ミュシャが育った街でもある.
ブルノの街の形は、中心に自由広場があり、自由広場には三位一体像がおかれている.自由広場は市がたち、街の生活の中心.広場の南にあるブルノ駅との間を商店街が結ぶ.自由広場からある距離を置いて、ほぼ同心円状にいくつかの教会や市庁舎、城などが配置されている.
さらに結構起伏の多い地域.


路地
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隙間の無い西欧の街並みの中で、路地は思いもかけない場所で姿を現す.
それはただ通るだけの道.だけど、なんて魅力的な路地なんだろうか.


Cathdral of St. Peter and St. Paul
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残念ながら修復中で内部立ち入り禁止...
入り口からなんとか見えるのみ.
1092年には既にロマネスク様式のバシリカが建っていたといわれる.現在のゴシック様式は14世紀から.1904年にネオゴシック様式の2本の塔が建てられ現在の姿になる.
内部のリブと奥のステンドグラスが素晴らしい.内部空間のプロポーションもかなり細長い印象.横の狭さがさらに高さを引き立たせている.


街路
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建物の色彩、道の曲がり方.とても魅力的.人がいなくても絵になる街路空間.
『Tokyo Nobody』という写真集があるけれども、東京から人間が消えた光景はまさに恐怖.都市の風景というのは人ありき.都市は舞台に過ぎないのだ.


Cathdral of St. J.A. Komensky
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コメンスキー教会.
なぜ、この写真を撮ったのか...
自分の中で違和感があったから.教会建築についての知識があまり無い私にとって、この教会が異様に感じたのだ.私にとっての教会は基本的に広場の中にある.まさに中心点である.しかし、この教会は広場を持たず、軸戦を持っている.日本の寺院のような参道らしきものを持っているのだ.ブルノは街の中心に教会無しの広場を持ち、教会を周辺に配置する.そして、この教会は唯一参道らしき軸戦を持っている.この軸戦はたまたま発生したものに過ぎないのか...偶然の産物だとしても、面白い.


Svodomy Square
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街の中心、自由広場は蚤の市が開かれる.


聖三位一体の碑
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1716年~56年にかけて造られたバロック様式の碑.2000年に世界遺産に登録される.


Cathdral of St. Jacob
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たまたま休憩がてらに入った教会.だ~れもいません.(本当は浮浪者と管理人の老婆と私の3人)
観光名所だけじゃない.教会は本当にどれもこれも素晴らしい空間.明るくて、白くて、ゴテゴテしてなくて、気持ちいい教会でした.
老婆曰く、『浮浪者が盗むから荷物を席に置いたまま見学するのは危険だよ!』
浮浪者は座席で寝ていました!
教会は万人の為の空間なんですね!おばあさんは凄く嫌な顔をしていたけれど、危険でも追い出すことは決してしません.
日本の公共空間なんて、どんどん浮浪者を追い出そうとやっきになっているのに.
日本中にある『浮浪者を排除するためのデザイン』なんとかなりませんかね.


Section of town
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それは突然.街並みが切れ、断面が現れる.暴力的に造られた駐車場.誰かは泥酔した後、駐車場で汚物にまみれて夜を明かした.彼曰く「目が覚めたら都市のヴォイドだった.」
これはヴォイドというよりはまさにセクション.
壁がなんだか寒そうであり、恥ずかしそう.


Spilberk Castle
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旧市街の西にある丘の頂に建つ13世紀の城跡.17世紀には一部を監獄に改装され、19世紀には数々の革命家が収容され、第二次世界大戦ではナチスに利用された.
1階は監獄や拷問器具が展示され、2階はブルノ市博物館.3階はカフェとギャラリー.
時間が無かったので、1階の監獄を一通り見学.
土壁でひんやりした空気と共に、監獄という空間.はっきりってお化け屋敷と同じ.
一人で歩くのは少し怖かった...
沢山のセル(房)があるんだけれど、それぞれに『何人収容できる』とか書かれていて、ある意味監獄にとっての機能的空間なわけで、建築計画の分野とリンクしているなと気づいたときには少し恐怖を覚えた.     


Mac
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一人旅で役に立つのがマック.まさに地球食.メニューは微妙に異なっているけれど(日本ほどバリエーションは無い)、店内のインテリアもどこも似たり寄ったり.ここのマックなんて竹が飾られている始末.だけど、ほんとお世話になってます.

↑Praha ↑Bratislava ↑Wien
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えっ!全部同じ方角なの??
おそらく道路標識も世界共通だと思うんだけれど、読めないということは私はやばいのか...
ウィーンは一般道で、その他は高速ってこと?


Hotel OMEGA
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大学の先輩が自分のHPで凄く薦めていたホテル.だから、駅前のインフォメーションでここの名前を言って予約してもらった.ブルノーという土地柄(物価)もあるだろうけど、かなり安く泊まれる.ちょっと女の子っぽいインテリアという印象はあったけれど、部屋の環境も良い.そして、翌朝に使った最上階にある食堂は、日当たりも景色も良くさわやか.インテリアもおしゃれでモダニズムなホテル.
本当は一番の魅力は先輩同様、受付のお姉さんが美人ということかもしれない.翌日行くチューゲントハット邸の場所や予約について聞いた時も、とても親切にわかりやすく教えてくれたし.
「また泊まりに来たい!」と思えるホテル.残念なのは、先輩の時は使えた地下のスカッシュコートが使用できなくなっていたこと.(多分)
ま~疲れて翌日に響くし、1人ではスカッシュやる気にならないんだけれどさ.
この日はホテルでビールを飲みながらテレビで音楽鑑賞.
とにかくMaroon5.プラハ、ザルツブルグとにかくチェコにいる間は街でもテレビでもMaroon5の『This Love』 耳に強く残る彼らの歌は、私にとってのチェコを思い出させる音楽.
それにしても、『This Love』はいい音楽です!
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by dimensions11 | 2004-08-17 00:24 | Czech
プラハから観光バスにて、チェコ南部の街、チェスキークルムロフへ.1992年にユネスコの世界遺産の街に登録されている、美しく小さな街である.

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道中、ところどころで巨大建築を見かける.工場なのか、ホームセンターなのか・・・
だけど、まさに現代的な外国の郊外っていう風景.


チェスキークルムロフの屋根ランドスケープ
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かわいらしい屋根が広がっている.
受け継がれてきた街を財産として大切に残してきているのだから、世界遺産に登録されるような街に住む人々は、やはり偉い.


クルムロフ城
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中に入ったんですが、撮影禁止のため写真なし.ロジェンベルグ家がこの街の支配者となり、街が開かれた.その後、城主は次々と代わっていった.


城にかかる橋
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石積みの3層アーチの上にさらに3層分の橋が架かっている.そして、橋には綺麗な壁画が描かれている.
ここ、チェスキークルムロフのポイントはこういった壁画です.お金があまり無かった、クルムロフは、壁画を描くことで、街を美しくしようとしたそうな・・・.
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場内の中庭の壁画も素晴らしい.


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誰の足?しかも奇数本って!
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城の敷地内で、不思議なアートが!なんだろ~


Why not?
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Le Corbusier
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チェスキークルムロフでコルビジェ展?
日本なんか、アート系のポスターはたいそうに貼られているけれど、街中にビラのように貼られていると、お高くなくて、好感が持てる.ヨーロッパじゃ、建築もほんといい意味で大衆化されてるよな~.


昼食
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今日の昼食はチキンと温野菜.そして、チェコビール.このツアー中、ほぼ毎昼晩にビールを飲んでいました.なんといってもチェコビールはうまい!!チェコは世界で一番ビール消費量が多い国だそうです!ドイツじゃなかった.確かに、ドイツよりもチェコの方が明らかに、ビールを飲んでいる人が多い.本当に、チェコビールはうまい.日本のビールはなんかジメッっていう感じだけど、軽くてノドごしすっきり.参りました.しかも、しかも、ビールも水もジュースもみんな同じ値段と言われればビール飲むしかないでしょ!!(ツアーだからかな??)
もちろん食事もおいしかったですよ.


近くのギャラリーにて
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ちょっと綺麗な空間だったので撮影.表現できていない・・・!

チェスキークルムロフを早々に後にし、オーストリアのザルツブルグへ.もうちょっと街を歩きたかったな~.(ツアー旅行の性ですね.)


チェコとオーストリアの国境
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こういう風景、当然日本には無い.国境を車で越えるという初体験にドキドキ.
ツアーなので、何事も無く通過しました.いよいよオーストリア.ドイツとの国境沿いの街、ザルツブルグへ.


バーガーキング
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ザルツブルグの駅前にもバーガーキング!
ヨーロッパに来て、1つ嬉しいこと.それは、バーガーキングがあること.
日本からバーガーキングが撤退して約4年(?).御茶ノ水駅前のバーガーキングによく行ったな~.


ホテルにて
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by dimensions11 | 2004-08-12 21:21 | Czech

0811.Praha-3

まずは、バスにて市内観光.バスで市内を廻ると、また違う街の姿が見えてくる.

ストラホフ修道院図書館
12世紀に造られた、修道僧の為に造られた図書館で世界遺産に登録されている.『神学の間』と『哲学の間』から成っている.この2つの部屋には入る事が出来なく、入り口から眺めるのみ.しかし、天井の美しいフレスコ画は圧巻.現在でも本は財産であるけれど、いかに本が貴重だったかが伺える.しかし、こんな部屋で読書は気が散ってしましそう・・・.


聖ヴィート教会
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いよいよプラハ城の中心、聖ヴィート教会.ザクセン家の宗主権を認めたボヘミア大公ヴァーツラフは、ザクセンの聖人ヴィートの遺骨の一部を譲り受け、プラハ城内に聖ヴィート教会を建てた。
西暦929年にボヘミア大公ヴァーツラフは、弟のボレスラフ1世によって暗殺されてしまう.ボヘミア大公ヴァーツラフは、後にボヘミアの守護聖人とされ、聖ヴァーツラフと呼ばれることになる.しかし、教会は1344年に改築、今のゴシック様式の姿になる.やっぱり、宗教的世界の実現という確固たる使命を担った建築は、日本の寺院にしろ、ゴシック教会にしろ、宗教と無縁になってしまった現代の日本人にもしっかりと心に響いてくるものがある.私にとって、両者の建築とも、ただそこにいるだけで満足する建築である.現代の機能主義的建築において、これほどまでに心を揺さぶれる建築を造れる可能性すらもはや無いような気がする.
ゴシック最高!!私はフライングバットレスが大好き!(2枚目の写真に写っている梁のこと)
ちなみに内部のステンドグラスには、画家であるミュシャのものもある。ミュシャについては、後ほど紹介.
聖ヴィート教会は、プラハ市内一の人の混雑様で、内部は厳重な撮影禁止状態.残念.やっぱり同じ旅行をするなら、世界中が休みの8月に行くのは考えものである.写真はさておき、ゆっくり観る事が出来ないから.


聖イジー教会
プラハ城内最古の教会といわれている.記憶には残っているのだけれど、なぜか写真が見当たらない・・・.


黄金小道
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フランツ・
カフカが住んでいた家.黄金小道という名前は、当初、城の召使が住んでいた場所が後に、城の錬金術師が住まわされていたということからきたらしい.(そういえば、『鋼の錬金術師』というアニメが終わってしまいました.たまにしか見なかったけれど、結構面白かった.)
カフカの家だけでなく、かわいらしい小さな家が並んでいます.


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黄金小道を抜けた後、カレル橋に向かう途中.これは!と思って、反射的に.前のツアーの日本人達がムード台無し!という感じ. 諸事情によりモノクロにしました.


プラハ大洪水
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この時期、プラハ市内いたるところに牛が置かれていました.どこ行っても牛、牛、モー(わー)牛.で、この写真が言いたいのは牛ではないです.カレル橋の下の写真なんだけれど、後ろの壁の色に注目.濃淡がくっきりと見えます.去年、プラハを襲った大洪水の傷跡・・・濃くなっているところは洪水によって浸水したところ.雄大なモルダウ川が氾濫なんて信じられないが、プラハはすっかり回復しています!どこの都市も素晴らしい回復力ですね.


カレル橋
モルダウ川にかかる最古の石橋.だけど、美しい橋も、上に乗ってしまえば見ることが出来ない・・・.ふと、パリにエッフェル塔が建てられてから後、毎日展望台のレストランに通った男の話を思い出した.彼がなぜ毎日エッフェル塔に上ったのか.エッフェル塔の展望台は、パリの景観を壊すエッフェル塔を見なくて住む唯一の場所であるから.
美しい橋とは、何なのだろうか・・・.橋は人を渡すための構造物.見るための橋になった瞬間、橋という機能を失ってしまう.


フランシスコ・ザビエル像
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カレル橋の上には30人の聖人の像が置かれている.洪水の後、一体撤去されてしまったままらしいが・・・.戻されないのは、プラハの人たちが、その聖人を好きではないから.別の場所に補完されているようです.で、この30人の聖人の中で、日本で最も有名な伝道者フランシスコ・ザビエル像がこれ.彼を担いでいる下の人たちは、ザビエルに使えた各国の信者.アジア系の人たちである.(日本人もいる)
また、聖人の中には、触ると願いが叶うと言われる像も.しっかり触ってきました.何を願ったかは・・・.キリストにまで願いを叶えてもらおうなんて、欲深き日本人です.キリストにまで願いを叶えてもらおうなんて.


観光名所
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この時期のカレル橋は、ただでは渡れない.どこかでスリに合ったり、似顔絵描きに捕まって金を払わされたり.ちなみに私は無事!!


モー
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ルイヴィトン前でモノグラム柄の牛発見!


金!牛並みとは、まさに金メダル級!
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牛が街を埋め尽くすイベント、今年始めに丸の内エリアでも行われていた.どうも世界各地で行われているらしい.大手町で見れたものが、また異国の地プラハで見れることは素晴らしいことなのか・・・.牛を見るたびに、ここは丸の内か!と思ってしまう.なんでプラハに来てまで.


新旧シナゴーグ
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新旧シナゴーグ.新旧って?
シナゴーグとは要するにユダヤ教教会.キリスト教会とは異なり、質素.まるで隠れキリシタンの様.
この教会では、男はみなこの円い帽子を被って入らなければならない.ユダヤ教徒が被ってますよね.


ミュシャ美術館
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アール・ヌーヴォーを代表する画家アルフォンス・ミュシャ.『アール・ヌーヴォー』とは、「新芸術」という意味で、植物や動物などの自然をテーマにし、曲線を多用するデザインの流れ.『アール・ヌーヴォー』という名は、パリにあった美術商の店の名前からとられた.ドイツやオーストリアでは『アール・ヌーヴォー』のことを『ユーゲント・シュテール』と呼ぶ.
ミュシャの絵画(イラスト的)は、商業広告の為に描かれたものが多い.絵画も、建築同様に宗教的目的を失った後、商業主義の流れにのるしかなかったのだろうか.
彼が描く女性は、キリスト教絵画に登場する女性たちの美しさを持ち、そして性的な美を感じる.また、装飾の為の下絵や、絵に描かれる悪魔や植物も、これぞ『アール・ヌーヴォー』の真骨頂!といった感じ.『アールヌーヴォー』はRPGや、ロード・オブ・ザ・リングに影響を与えている?


チェコ名物 人形劇
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夜は、人形劇を観に.前半は吉本新喜劇のような人形劇.後半は『ドン・ジョバンニ』.
小さな劇場には、おそらく観光客のみ.完全に商業化された芸能といいた感じである.期待していくとがっかりするだろうが、純粋に笑おうと思えば笑える.
人形で真面目に演じようとしても、それは本物には適わないわけで、人形だからこそできる演出を最大限生かしている.人形の操作技術も高い.さらには、突然人形を操作している人の手が出てきたり、本物の人まで出てくる始末.人形が操作する手を離れて勝手に動いているような錯覚を覚えたり.無茶苦茶なんだけど、素晴らしい.多分、子供心を忘れた、つまらない心を持った大人は理解できないだろうな.私の両親は、呆れっぱなし.「くだらない」の一言.
それにしても、前の人の髪型が気になる・・・.

今夜で、プラハは最後.明日はチェコ南部の街、チェスキークロムロフ.
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by dimensions11 | 2004-08-11 09:08 | Czech

0810.Praha-2

ホテルの部屋から
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ホテルの部屋の窓を開けると、なんともカラフルな外壁を持った建物が隣接していたことがわかった.建築としてどうというものではないけれど、こういう遊び心大事だよね.


KOTVA Department Store
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Vera MachoninovaとVladimir Machonin設計(1974).この建物、ちょっくら変わっているのだ.このファサードの形から予測できるだろうか・・・そう、完全な六角形プランになっている.まさに建築初学生が時たまやってしまうような設計が現実化されている.プランが六角形になっているからといって、特にフロアの使われ方が変わっている様子も無く、正方形グリッドに店舗が納まる一般的なデパート同様に、六角形の中にショップが展開されている.そもそも、デパートで壁というものを意識しないように、KOTOVAでも内側から、六角形の壁を意識することは無い.結局、デパートなんてただの箱でしかなく、貸しビルと同じで、各ブランドに貸せる床面積さえ稼げていれば、外形はどんな形でもいいのではないだろうか.


MUSEUM of CZECH CUBISM
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この建物は元々、『House at the Black Madonna of the Lord』という.Josef Gocar設計(1912).キュビズムの建築である.現在は文字通り、チェコ・キュビズムの美術館として使われている.
キュビズム(立体派)とは、「それまでの固定的な線遠近法的絵画とは異なり、対象を様々な方向から見たときに目に映る形を切り取り、画面の中に再構成することにより、一つの絵画を作り上げようとする流れ.対象を再現することに縛られず、画面を作者が構成していくことに重点が置けるようになる.」というもの.
そもそも建築というものは「3次元的作品であり、人間がその外部や内部で歩き回り、生活する場である.」という前提を考慮すると、そもそも建築がルネッサンス以降、線的遠近法を基礎とした造形にとらわれていることが疑問である.(線遠近法は固定された視点を基礎とする.)建築と絵画がリンクしあうことは良くあるけれども、キュビズムに関して私が感じる限りでは、建築は絵画以上にキュビズムを表現し切れていないと思う.うすっぺらさを感じた.
しかし、キュビズムが唯一チェコでおいてのみ建築にまで影響を与えたという事実は、チェコの民族性に由来しているように思える.
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ま~階段は、それなりにキュビズムを表現しているのではないだろうか・・・


昼光色白熱ランプ・・・
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タイポグラフィー
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美術館の展示は、チェコのキュビズムの影響を受けた建築の紹介や、家具等が並んでいる.2フロアから成っているのだけれど、各階におばあちゃんが監視をしていて写真撮影を禁止している.嫌な婆さん.狼に食われてしまえ!
で、こっそりこのタイポグラフィーを撮影.個人的に一番興味を惹いたのだ.アルファベットとは違っていて、その理由が分からなかったからなのだけれども.ただ、これもキュビズムといえるのかは疑問だけれど.


Municipal House
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Osvald Polivka設計(1912).シンメトリーな建築で、内部にはレストラン・カフェ・コンサートホールになっている.1階はチェコの有名な芸術家であるミュシャの装飾もある.90年代に一度再建されているらしい.


Church of the Holy Heart
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聖心教会.Josip Plecnik設計(1932).いわゆるゴシック教会とは全く異なる教会.外壁も教会らしからぬテクスチャーである.戸が閉まっていたので、内部に入ることはできないと思い、諦めたのだけれど、どうも入る事が出来たらしい.残念極まりない.帰国後、知り合いの写真を見せてもらったが、非常に後悔が残る.
バラ窓をガラスの時計に置き換えるところも憎い!街の中心としての教会と時計台のコラボレーション!!!しかも、結構綺麗に仕上がっている!中からも見たかった!
ちなみにこれが内観.
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Praha Tower
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聖心教会に入れず落胆していると、プラハには似つかわしい変なタワーが目に入ってきた.このタワーを見つけたとき複雑な心境になった.プラハもやっぱりそうか・・・.
しかし、近づいていくとタワーの足に変なものが付いていることがわかった.そして、それが何か分かった時、はっきり言って笑ったね.なんだありゃ!赤ちゃんがいっぱい!しかも、みんななんで上目指してるんだ?気が付いたら、真下から赤ちゃんのなんとも黒ずんだケツを見つめていた.いや~、プラハは謎が多い.誰が考えたんだろう・・・
カフカの『変身』の芋虫に始まり、ゴーレム、ロボット、(ゴーレム(泥人形)もロボットもチェコが生んだモノ)、キュビズム、地下鉄、ゲーリーの建築.プラハは本当に面白い.
ところで、このタワー、テレビ塔らしいのだが、世界中で高さを競い合っている中、たいして高くはない.しかも、展望室ではまるで競い合っているかのように世界の高いタワーやビルを紹介している.そして、例の如く展望室の入場料は結構高い.
だけど、ほとんど観光客はいないし穴場じゃないだろうか.この赤ちゃん達も見る価値あるだろうし、プラハを上から眺められる唯一の場所だから.


プラハの街
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プラハの街も、建物がしっかりと街区を囲み、中庭を確保していた.街をあるいているだけでは、よそ者の観光客には気付かないことを、上から見ると気付かせてくれる.


Villa Muller
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Adolf Loos設計(1930).最近の建築ブームの中で、彼を取り上げられたことはあまりないだろう.私も建築史で彼の建築を知っているだけだった.
しかし、彼の「装飾は罪だ」という言葉はあまりにも有名だ.しかし、彼の建築はあまりにも装飾的である.この矛盾は・・・と思うかもしれないが、それは彼の言葉をそのまま解釈してしまうからだろう.この住宅を見学しながら、自分なりに考えてみた.この住宅の内部は、大理石やマホガニーを始めあまりにも金がかかっている.まさに金持ちの住宅である.だけど成金趣味ではないだろう.素材の美しさ・素材の持っているポテンシャル(装飾的なものだけれど)を最大限使っているのだ.それは、下らない装飾ではないだろう.これは、分かりやすく言えばベルサイユ宮殿とは違う装飾である.合っているかわからないけど.案内のお姉さんが親切に説明していてくれたけど、全部を理解できるほど私の英語力は無いので、聞き逃していたかもしれない.
この住宅のプランは立方体のヴォリュームの中で、螺旋状に各部屋が配置されている.ツアーで廻っていると、各部屋の位置が分からなくなり、迷いの感覚に陥る.立方体という限られた空間の中で、実際以上にヴォリューム全体が大きいような錯覚を覚える.
私はこの住宅で、プランの凄さと素材の美しさに感動した.
ところで、この住宅、使われなかった時期があり、公開される前まで廃墟となっていた.確かに、この住宅に値段をつけると相当なものだろう.しかも建築家のネームバリューも付くだろうし.その辺も、お姉さんが話してくれたような・・・.関係無いですが、お姉さんも優しくて綺麗な人でした.
ここの見学をする時に、お金を払うんですが、財布にユーロとわずかのコロネしか無く、カードは暗証番号を忘れて使えず、頼み込んでなんとかユーロで払わせてもらったのです.その上、ユーロしか払えないのに、帰りにこの住宅の冊子まで買ってしまて.ユーロが使えないことに苛立ちを覚えたけれど、それはおかど違いも甚だしい.本当に迷惑をかけてしましました.申し訳ない・・・
チェコはこの4月にEUに加盟したけれど、未だ通貨の統合には合意していないらしい.民主化した後、海外資本がチェコに進出してきた結果、自国企業に勤務する人と海外企業に勤務する人との間で、経済格差が開き出しているそうです.従って、EU加盟さらに通貨統合に国民全員が賛成というわけではないようなのだ.
今回プラハを訪れて、私はプラハの資本主義化されていない、のんびりとしたというか、日本みたいにアクセクしていない街に惚れた.そんなプラハもこれからどんどん発展していってしまうのだろうか.


この後、家族が参加しているツアーと合流するため、ツアーで宿泊するホテルへ.
今夜から豪遊旅行が始まる!!
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by dimensions11 | 2004-08-10 01:05 | Czech

Metro in Praha

プラハにはA、B、Cの3路線の地下鉄が走っている.ま~プラハも他の都市と同様にトラムが発達した街なのだけれども、街が小さいためにプラハは3路線でうまくいく広さなのだ.地下鉄の路線図を見るとなんとなくその都市の大きさや形が見えてくるような気がするのは私だけだろうか.
チェコの国営鉄道サイト→Click

B Line NAM REPUBLIKY
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A-Line
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A-Lineは、各駅同じデザインの壁を、異なる色でデザインしている.まるで東京メトロ 南北線のよう.このボツボツの壁を見ていると、カフカの『変身』に出てくる芋虫を思い出し、プラハの地下には芋虫が住み着いているかのような錯覚を覚える.以下、各A-Lineの駅のデザインをいくつか.わざわざ各駅に降りて撮影.
DEJVICKA
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HRADCANSKA
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MUZEUM
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NAM MIRU
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JIRIHO Z PODEBRAD
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FLORA
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エスカレーター
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プラハの地下鉄C線はかなり深いところを走っている.エスカレーターはかなり長い.そして、写真からはわからないが、物凄い速さで動いているのだ!誰も転ばないのが不思議なくらいである.地下という危険な空間から人をいち早く上に挙げることは最優先次項である.そう考えるとエスカレーターが速いということも当然のように思える.日本とプラハのエスカレーター、どちらが親切な仕様なのだろうか・・・.
ちなみに、東京都地下鉄でもっとも深い駅は都営大江戸線六本木駅で地表から42.3mにある..東京の街並みは30m(建築基準法)で造られていることを考えると、六本木駅がどれだけ深いかがわかるだろう.六本木駅は14階分くらいの深さがあるわけで、その深さをエスカレーターで一気にかけ昇っていることになる.それだけ地下空間は過密しているのだ.大江戸線の深さと、電車の狭さは東京の地下空間の在り様を如実に表している.
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by dimensions11 | 2004-08-09 02:27 | Czech

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「黄金の街」「北のローマ」「建築博物館の街」
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1200年の歴史を持つ国.ヴルタヴァ(モルダウ)河畔に広がる、街全体が世界遺産に登録されている「世界遺産の街」である.
1346年、ボヘミアを統治していたカレル1世が神聖ローマ帝国皇帝に選ばれ、カール4世(カール大帝として有名)となり、プラハは神聖ローマ帝国の中心となる.プラハの歴史についての詳しいサイト→Click
プラハといえば、フランツ・カフカ、プラハの春、J・ヌーベル設計プラハ・アンデル.実は、良く知らない・・・とにかく、チェコはこの4月にEUに加盟したばかりである.

旧市街広場とティーン教会
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旧市街広場はプラハの中心となる広場.プラハには旧市街と新市街があり、新市街はプラハ・アンデルがあるモルダウ川西岸.
ティーン教会は14世紀に改修された、高さ80mのゴシック様式とルネッサンス様式が混ざった教会.そういえば、入るの忘れていた!

ヤン・フス像
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ルターよりも約100年も早く、宗教改革約を行い、火あぶりの刑にあった神学者ヤン・フス.

旧市庁舎
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旧市庁舎もティーン教会同様、旧市街広場に面している.正面の建物だけでなく、その周辺の建物も旧市庁舎の一部となっている.いつも建て直す日本では考えられない使い方である.

旧市庁舎の仕掛け時計
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15世紀にカレル大学の数学者であったハヌシュ教授が設計。彼はこの時計の設計後、他国でも造られないように、目を潰される.
彼は失明した後も時計の管理と維持に従事していたが、その後彼が病気で死んだと同時にこの天文時計も止まってしまった。なんてロマンチックな話だろうか!大きな古時計そのままである!その後、時計の仕組みを理解できるものが現れず、数百年の間この時計を動かすことはできなかった. 1948年に電動式に換えて再び動き始め、今はその仕掛けが9:00~21:00の毎正時に見る事が出来る.仕掛けを見ようと、時計前は多くの人が集まる場所である.ロマンチックな仕掛け時計だが、人形達が演じる内容ははっきり言って重い・・・.
賑やかなイベントのような、毎正時のカラクリは、人間達に、生きられる時間が1時間1時間短くなっていることを警告しているのだ!
ちなみに、精巧な仕掛け時計であるが、それは15世紀の話であり、現代の私たちにとっては、はっきり言って何てことの無いものであるので、あしからず.

カフカ博物館
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カフカ博物館も旧市街広場から徒歩1分以内の場所にある.
プラハに来たならば、やっぱりカフカ博物館.しかし、ここが意外と狭い.博物館というよりは売店.それでも、著作からしか知らない私にとっては、彼の生い立ちや、絵等、興味深い展示(売り物?)が多数置いてあった.
ここで、カフカのポストカードを購入.

Jewish Cemetry
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プラハには旧新シナゴーグもあり、ユダヤ人が多く住んでいた街である.ユダヤ人墓地の横を通った時に一枚カシャッっと撮影.「選ばれた民」の墓である.

ヴルタヴァ川とカレル橋.そしてプラハ城
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カレル橋とプラハ城は、後のツアーで見学するため、今日は遠景で我慢.一路、南へ歩く.

これがプラハのトラム
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プラハのトラムは、なんとも未だに共産圏カラーである.新しい色のトラムも沢山走っているけれど、この色のトラムを見れば、嫌でもチェコが旧共産圏であった事実を思い出してしまう.だけど、そんなところもチェコの良さではないだろうか.いつまでも、マイペースな街であってほしい.情けない近代化だけはしてほしくないと願う.
トラムが走る街の道はケーブルが張り巡らされえいて、見ごたえありです.

何やら、不思議な現代建築.ファサード命って感じです
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国民劇場の近く.大型スーパーTescoも並びにある.

Tescoの横にて
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ここは、おそらく地元の人が多い地域でしょうか.建築本がある本屋も.その本屋でプラハの建築マップを購入.写真は全て白黒です.
そして、見えますかね~.プラハにもマックありました!!でも、おそらくプラハ市内に数件という感じです.
このあと、パンクにリンチにあっている障害浮浪者を見ました.周囲の人は見て見ぬふり、傍観者になるのは世界共通なのでしょうか.

National Nederlanden Building
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ようやく目的の1つに到着.フランク・O・ゲーリー+ウラジミール・ミルニック設計(1996).通称ダンシングビルと言われ、竣工時には景観を大きく乱すと波紋を呼んだ問題建築!!どこへ行ってもゲーリーはやってくれます!!
パリでは、ほぼ閉鎖されていたゲーリーの建築も、ここでは以前現役で安心.しかし、ゲーリーのこの奇妙な建物もだが、オフィスが多くて、内部に入れないのが難点.3次元曲面の壁面が内部ではどうなっているのだろうか・・・.

Praha Andel
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J・ヌーベル設計(2000).プラハ・アンデルとは、『プラハの天使』という意.アンデル地区の中心.地下鉄Andel駅の真上にこの建物はある.ファサードのガラススクリーンを見れば分かるように、ファサード建築.プラハ・アンデルは写真の高層棟と、横の低層棟から成る.メインの高層棟は1階部分しか入る事が出来ないが、内部も別に面白そうな建築ではなさそう.作品集等で見る限り、夜間のライトアップ時のファサードはかっこいいが、それだけ!みたいな印象.彼は、この建築あんまり頑張らなかったんだろうな・・・.

ヨーダ
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プラハ・アンデルの向かいに、もう一棟商業施設がある.そこの1階におもちゃ屋を見つけ、レゴを見ていると、奥のほうにヨーダが隠れているのを発見した!!そして、即購入.このヨーダは3年前くらいに発売されたモノだけれど、日本ではちょうどレゴブームで、店頭で見かけることはあまりなかった.噂では、かなりのプレミアなるものまでついていたらしい.当然プラハのレゴ売り場の前には、私と子供しかいなく、しかしそんなことは問題ではない.私はずっとヨーダが欲しかったのだ.このヨーダ、組み立てると大体20センチ位の高さになる.

Hodek Apartment House
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プラハにはキュビズム建築が数多く建てられている.これはヨーゼフ・ホホール設計(1914).キュビズムの建築か~という感じであるが、私はキュビズムがチェコで盛んであったのが、何か納得できるような気がした.そして、ゲーリーの建築も、プラハらしいんじゃないのかという気分である.

聖ヤン・ネモツニツェ教会
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Hodek Apartment Houseの帰り、高台に公園のようなものがあり、時たま人が坂を上っていくのが見えたので、それにつられるように自分も.しかし、入り口を見つけるのにかなり苦労し、上から街を見下ろしている人が笑っているのを感じながら、あたりを何度もうろうろ.
そして、ようやく入り口を見つけ登っていくと、教会があった.既に時間も遅く入ることは出来なかった.気持ちを切り替えて、高台から街を見下ろすことに.その頃気付いたのだけれど、ここはおそらくデートスポットなのだ.一人でいるのは私だけで、周りはカップルが多数.私が写真を撮っている横で、カップルが愛を語らっている.あ~なんて場違いなところに来てしまったのだろうか・・・.

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途中の鉄橋にて.

夜のヴルダヴァ川とプラハ城
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火薬塔
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ホテルにて
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ちなみにこのホテルのエレベーターが変わっていた.普通エレベーターは、各階とエレベーターと二つの扉がある.しかし、このエレベーターはエレベーター側の扉が無いのだ.つまり、階と階の間では、もろスラブのコンクリートが見えるのだ.
この後、ボルノーでもエレベーターについては驚かされるのだけれど、海外に行くと、時たま変わった古いエレベーターを見る.
日本は金がいくらかかっても、本当に安全管理徹底の街だな~と思う.

明日は、地下鉄に乗ってみようと思う.はじめて来た街ではひたすら歩いて回ってみることが、街を知るためには最もだと思っているのだけれど、地下鉄好きの私にとっては地下鉄も知っておきたいところ.

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by dimensions11 | 2004-08-09 00:42 | Czech