0814.Wien

Wienといえば、音楽ですかね?
建築も凄いです!1日しか観光できなかったので、周りきれていない.また行かなくてはいけない街です.
街の中心部を囲むように環状道路が走っていて、環状道路を山手線に置き換えると決して大きいとはいえない街.

午前中は、ヨハン・シュトラウスの黄金像がおかれている市立公園へ.
その後、シェ-ンブルン宮殿(ハプスブルグ家の夏の離宮)


名前の由来は1619年頃、マティアス皇帝が美しい泉(シェーンブルン)を見つけたことによる。1696年、レオポルト1世の命を受けた建築家フィッシャー・フォン・エルラッハによって、建設が始まった。マリア・テレジアの時代には、ニコラス・パッカシが大改修を加え、現在の姿となっている。
鮮やかな黄褐色の外観はマリア・テレジア・イエローといわれ、オーストリア最大の宮殿。庭園も広大で美しい。名前の由来ともなったシェーンブルンの泉やネプチューンの泉、多数の大理石の神話像などがある。
奥にある小高い丘の上に立つ石造りのグロリエッテは、1755年にプロイセンのフリードリヒ2世に勝利したのを記念して建立されたもの。ほかに、馬車博物館、動物園、温室などもある。
この宮殿は、ナポレオンのウィーン占領時には司令部となり、最後の皇帝カール2世の退位宣言もここで行われた。1814~15年のウィーン会議では、この「大広間」が舞踏会の舞台となり、「会議は踊る」として知られることになった。第二次世界大戦時には、英国とソ連の司令部が置かれ、1961年にはケネディとフルシチョフの会談の場にもなった。
6歳のモーツァルトが「鏡の間」で御前演奏したのは、1762年.
マリア・テレージアとはマリー・アントワネットの母.マリー・アントワネットもここで幼少期を過ごした。宮殿内にはマリー・アントワネットの肖像画、彼女の手による刺繍も飾られており、アントワネットの少女時代を垣間見ることができる。
詳しくは→Click


午後は自由行動.家族を連れて建築巡り・・・

Secession
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まずはゼセッション館.ゼセッションとは分離派といわれる、19C末から20C初頭にドイツ、オーストリアを中心に行われた、過去の様式からの離脱を図る運動。オットー・ワグナーの「現代建築」での提唱を理論的背景とし、ワグナーの門弟、オルブリッヒ、オフマン等.
ワグナーの「現代建築」「芸術はただ必要によってのみ支配される」

オットー・ワグナー設計の建築は『マジョリカハウス』や『郵便貯金局』等.土曜日だったので『郵便貯金局』には入れずじまい.非常に残念.頑張って探したのに.
『マジョリカハウス』はユーゲントシュティール(アール・ヌーボー)の装飾が美しい上品なファサード.

Museum of Hine Arts
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美術史博物館
あまり絵画の知識が無いので・・・.

Holfbulg
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先を急ぐために通り過ぎる.
2枚目の写真で建物の前に堀があるのだが、昔の遺跡?が掘り出されており、現在のグランドレベルの高さを見ることができる.

Retti Candle Shop
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Hans Hollein設計(1965).1965に建てられているなんて驚きです.普通に今でもおしゃれなアルミのファサードです.現在はろうそく店ではありません.

American Bar
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Adolf・Loos設計(1907).前期の建築史の授業でも取り上げられ、内部に入りたかったけれど、家族でホテル・ザッハーにケーキを食べに行く直前だったので断念.ちなみに、店の前には観光客お断りというビラが貼られている.内部撮影なんてもってのほかだろうな.

Haas House+Stephansdom
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左にHans Hollein設計(1990)の複合商業施設.彼はWienに数多くの建築を設計している.この建築の設計にあたり「歴史的街区にできる新しいビルは、『過去を模倣して建つべきか』『過去を翻訳して未来を表現すべきか』」という文化論争が2年も続いた.そして彼は後者を選択した.
そしてシュテファン広場を挟んだ反対側にはシュテファン大聖堂.

Stepansdom
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『最も美しい内部空間、シュテファン大聖堂。何度言っても過言ではないが、世界で最も荘厳な教会空間を我々は有しているのである。』 アドルフ・ロース
シュテファン大聖堂では塔に上る事ができる.もちろん階段で頂部を目指す.
お年よりも頑張って階段で昇っている.狭い階段で下りてくる人とすれ違うのは本当に一苦労.ゆっくりしていると後ろから追い越されることも!
大阪城にもエレベーターがついているが、最近のユニバーサルデザイン(バリアフリー)もここまでくるとどうかと私は思うんだけどね.辛くても階段で上るからこそのものってあるじゃないですか.それに、そもそも大阪城だって、秀吉はヨボヨボの爺さんになっても階段で上ってたはず!
建築やってるとバリアフリーについて色々言われるけどさ、建物によってはバリアがあるべきものってあると思うんです.岐阜にある荒川周作の『養老天命反転地』だって、手すり付けたら意味無いじゃないと思うんだけどね.
で、シュテファン大聖堂の屋根の不思議な模様はハンガリーの伝統のマジャール模様.ハンガリーとマジャール人についてはまた後でコメントを.

Wienの御茶ノ水
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御茶ノ水の聖橋と丸の内線の立体交差を思い出させてくれました.ほんとにグランドレベルぎりぎりで地下鉄が走っています.

Hundertwasser Haus
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Hundertwasser MUseum
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フリーデンシュライヒ・フンデルトヴァッサー.彼は画家である.画家の彼が設計した集合住宅と美術館.彼の建築の特徴として、カラフルなセラミックタイルと不定形な窓、そしてオーガニックな形態が挙げられる.内部空間も床が凸凹している.彼は、非人間的なものとして直線を一切拒否した彼は、まさにユートピアを創造したかったのだろうか.他にも彼の建築は数多い.ここ彼の美術館では彼の作品(絵)が多く展示されている.ここの入場券もなかなか洒落ていていい感じ.
日本では大阪の清掃局を設計している.私は関空からの帰りにバスから彼の建築を再び見ることになった.(清掃局のイメージを変えるという意味では面白いけれども、この清掃局のデザインは最悪.)

Metro
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またまた地下鉄ネタ.地下鉄が大好き!!!!!!
なかなかGOODな車内です.この4人がけの向かい合わせの座席配置は座りにくい・・・足の長い彼らは困らないのだろうか・・・.

tobacco
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地下鉄駅の入り口に設置されていた.なんともいえません.あえていうならポストモダン?記号的な灰皿.それでも、東京の『ポイ捨て禁止』という道路にはめ込まれたサインよりはいいと思う.

Concert
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楽友協会でのMozartのコンサート.
ウィーンの楽友協会といえば、音楽関係者だけでなくあらゆる人が知っている場所である.(私自身は知らなかったけれど、クラシックをやっていた父はここに行くことだけを楽しみにしていたくらい.)
毎年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートが行われている場所.
2002年、小沢征爾が東洋人で初めてその指揮を務めた.
ウィーン楽友協会が1812年創立された時、モーツァルトの多くの友人は生存しており、ハイドンは死後3年を経ていた。また、ベートーヴェンは彼の生涯の頂点に登りつつあり、15歳のシューベルトは作曲家として身を立てる事を決心していた頃。以来、ブラームス、マーラー、リスト、シューマンをはじめフルトベングラー、ベーム、バーンスタイン、カラヤン、最近ではアバド、ムーティー、小澤征爾など数えあげたらきりのないほどの巨匠がウィーン楽友協会のステージに登場している。
要するにクラシック音楽界の聖地ですね.
そんな聖地に、私はボロボロのジーンズで!!自分ではあまり気にしていなかったけれど、良く入れてくれたなと後になって、自分の服装の過ちに後悔した.
そして、そんな格好の私が、ホール2階の前から2列目という、なんとも凄い席でモーツアルトの名曲を鑑賞.そんな席で13歳の弟はしっかしと眠りに落ちていたのだけれども・・・.
いや~たまにはクラシックもいいですね.クラシックについて語ることはできないけれど、「いいものはいい!!」って思えればそれでいいんじゃないかと思います.
背景には完璧な理論があるけれど芸術って結局理屈じゃないんですよね.

では、建築は芸術なのか・・・.
建築は『凍れる音楽』という言葉もありますが・・・.建築と音楽について考えてみると面白いですよ.できれば色んな人の意見を聞きたい.
by dimensions11 | 2004-08-14 16:29 | Austria